関西電力エリアなら「あしたでんき」をおすすめします【電力自由化】
2016年4月より、一般家庭でも電力自由化となり、ご自身で電力会社を選択できるようになりました。
だがしかし! なんと2018年12月の経済産業省の報告書によると、11.7%の一般家庭でしか新電力を契約していないそうです。
(東京、神奈川、大阪では20%ほどの切替率ですが、地方はまだまだ普及していないようです)
これはもったいない!
電力会社を変えるだけで、固定費を削減することができるチャンスなんです。
確かに、今の電気代を調べて色々な新電力会社を調べて・・・という面倒な部分はありますが、これからビル管理士で実際に電力会社を切り替えた私がおすすめする電力会社がありますので、ご紹介します。
その名も
あしたでんき
です。
どこの会社??
安心なの??
といった感じですが、
設立は2017年8月。主要株主は東京電力ベンチャーズ株式会社や出光興産株式会社(出光昭和シェル)などです。
東京電力のグループ会社なので、安心感はありますね。
電気代ってどのくらい安くなるの??
(一定の使用量以上で)電気代が安くなります。
・・・もっと具体的に知りたいですか!?
そんなあなたのために!
私が以前契約していたHTBエナジーも含め、電力会社切替検討時に試算したデータを特別に公開します。
黄色で塗りつぶした部分が最安値です。
※別途、燃料費調整額と再生可能エネルギー促進料がかかりますが、各社一律の値段なので、省いています。
こうして見るとわかりやすいですよね?
関西電力と新電力会社の損益分岐は200kWhだということです!!
つまり、月間平均使用量が200kWh以上ならあしたでんき一択だということです!!
電力自由化の波に乗りたいと思っている方は、過去1年分の平均使用量を算出して月平均で200kWh使っているかを確認しましょう。
この過去1年というのが大事です。四季の変化で、冷房・暖房の使用状況により月々の電気代というのは大きく変わるからです。
200kWh使っている方は、電力会社を変えた方が月々の電気代が安くなるかもしれません。
それ以下の方にも適したプランもありますが、家族構成の変化や寒暖の差による光熱費増加などで急に使用料が増えた時に不利となるので、月平均150kWh以下の方は関西電力のままの契約で大丈夫です。
他の電力会社はどうなの??
・Looopでんき
『電力自由化 おすすめ』で検索とすると上位に出てくる会社です。
料金プランは楽天でんきと同じですが、楽天スーパーポイントが貯まる分、楽天でんきの方がお得です。
私はAmazonギフトキャンペーンを期にこの電力会社を知って、初めて関西電力から乗り換えをした電力会社です。
ハウステンボスが親会社ですので、安心感はあります。
こちらも電気使用量が多ければ多いほどお得になるシステムです。
ただ、先述の表のとおり、あしたでんきの方が安くなるので乗り換えた次第です。
余談ですが、HTBエナジーはマイページの電気代を調べた際に「使用量」と「請求額」が同じページで閲覧できないので、少し不便です。
あしたでんきはシンプルに「使用量」と「請求額」が同じ画面上に大きな字で出てくるので 、見やすいです。
・楽天でんき
正直言って、契約するのは大いにアリです。
ここは何といっても楽天ポイントが貯まる!使える!といったメリットがあります。
もう少しお話すると・・・、
契約して3か月経てば2000ポイントの楽天ポイントが貰えます。
電力会社を変えても月々の電気代の差は数百円であることを考えると、この恩恵を受けてからあしたでんきに変えるというのが最もお得です。
さらに、3か月間電気代15%割引といった期間限定のキャンペーンもしています。
ただし、私は「3か月で切替えるのは面倒だから、直接あしたでんきにしよう」と諦めました。笑
・その他、ガスとセット割、ケータイとのセット割の会社
正直言うとおすすめしません。
ずっとその会社で契約し続けないと損するからです。
他の会社で安いプランを見つけた!となっても、セットで割引に入っていると、どうしてもあと一歩が踏み出せなくなってしまいがちです。
ケータイはケータイ、電気は電気、ガスはガスでそれぞれ自分にあった選択をして、その時々に合わせて最適なプランを探すべきです。
電力会社を変えたら電気の供給が不安定になるの?
ビル管理士の私が断言します。・・・全く変わりません。
電気の販売会社が変わるだけです。配線や電気設備は今までと同じものを使います。
こう思われている皆さんは、「ケータイだとキャリアから格安スマホへ替えると通信速度が遅くなるから、電気も同じなんじゃないか?」という、ケータイの概念にとらわれているからだと思います。
電力会社の切替手続きって面倒じゃないの??
これも、今まで2社、電力会社を変えてきた私が断言します。
・・・初めてのインターネットショップで買い物するくらいの手間です。
確かに住所や電気の取引番号などの必要事項は入力しなければいけませんが、
・関西電力への解約手続きは不要
・来店不要(インターネット完結)
・スマートメーター設置工事も立会不要、工事費用も無料
・多少、営業電話はかかってくる場合はあるが断ればOK
など、特に時間を要することはありません。
必要なのはあなたの右手一つ(申込時のスマホ操作のみ)です!!
電力会社を変えるべきでない人はいるの??
はい。上記の話が全ての人に効果的なわけではありません。
具体的に言うと、下記パターンの方々です。
・電気の月平均使用量が150kWh以下の方
→関西電力のままの方がいいと思われます。
・マンションで高圧一括受電契約をしている場合
→そもそも個人では電力会社を変えられません。
・オール電化物件
→深夜電力を使うプランなので、試算していません。。。
まとめ
固定費の削減という点では数百円程度の差しか出ず、まだ地方では対応できていないエリアも多いと思いますが、塵も積もれば~です。年間では数千円の差になります。
固定費というのは早く見直せば、その後ずっと恩恵を受けられるので、いかに早い段階で契約を決断するかにかかっています。
皆さんも固定費を浮かせて、その分自分のやりたいことに費やしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます!