マスクの正しい使い方・つけ方、できてますか?
最近、マスクが爆売れしていますね。
昨日薬局へ行ったら、有名な良いマスクや手指消毒液は、軒並み売り切れていました。
売っているのは汎用品マスクだけ、しかも1人2個までの購入制限ありという状態。
原因は、新型コロナウイルスの影響です。
中国でマスクの値段が上がっているので、中国人が日本で爆買いしているという記事もありました。メルカリにも、マスクの出品が山のようにあります。
・・数年に1回、マスクの需要が上がる時代になってきましたね。
そんなマスクですが、あなたはマスクを正しく付けていますか?
今回は、マスクの使い方について解説していきます。
※ここからは、主に使用される汎用品の不織布(ふしょくふ)マスクという平型マスクについて説明していきます。
【目次】
1.マスクの正しい向き
マスクの表と裏については、諸説あります。
色々調べてみると、マスクとゴムひもとの溶着部がある方が「表」とする意見と、「裏」とする意見があります。
いやいや・・・どっちやねん
と思いますよね?これは、マスクのパッケージに書かれている説明文に従いましょう。なお、説明文なんか捨ててしまってよくわからない!という方のために、一般的な見分け方を紹介します。
①ワイヤーが入っている部分が「上」です。
②表面(外側)から見て、プリーツ(折り目)が下向きになるようにします。
これで、マスクとゴムひもの溶着部に気にせず、マスクを着用することができます。
なぜこの位置を確認するかというと、①は鼻の部分を密着させるためのワイヤーなので、当然こちらが上向きとなります。また、②のように折り目を下向きにするのは、菌がマスクの隙間に滞留しないようにするためです。
特に、「プリーツ(折り目)を下向きにしているか」は見落としがちなポイントとなるので、注意しましょう。
2.マスクの正しい着用方法
ゴムひもと折り目を広げ、顔に近づけて、鼻からつけていきます。鼻の部分はしっかりとワイヤーを曲げて、密着させてください。マスクを取り付けた後は、しっかりと形やフィット感を整え、なるべく隙間を作らないように調整してください。
また、着用中は鼻を出したり、あごまでマスクをずらさないようにしてください。鼻を出してマスクを着用すると、鼻から菌は入り放題です。あごまでマスクを下げると、あごに付いた菌が口内へ入る可能性が高まります。
3.マスクの着用後~廃棄
まず、表面は触らないようにしてください。
せっかくマスクで菌の侵入を防いだのに、表を触ると手に菌が付いてしまい、その手で目鼻口を触ると、菌が入ってしまいます。
なので、マスク着用後はゴムひも部分を持ち、すぐにビニール袋などに入れて口をとじ、ゴミ箱に捨てましょう。
もったいないからと言って、2~3日も使い続けてはいけません!
マスクは1日1回を目安に交換しましょう。
4.まとめ
・マスクは、ワイヤーを上側かつプリーツが下向きに着用しよう
・鼻をあけて着用したり、あごにマスクを付けないようにしよう
・着用後は、マスクの表面は触らないようにしよう
・マスクは1日1回を目安に交換しよう
いかがでしたか?
特に大事な部分のみ抜粋しましたが、注意することが盛りだくさんですね。
ですが、マスクは正しく着用することではじめて効果を発揮します。
また、マスクだけをすれば予防は完璧!というわけではなく、手洗い・うがいも励行してはじめて感染症予防に繋がります。
手洗い・手指消毒・うがいについては下記記事でまとめています。
やはりどの感染症でも、予防が大切です。
誰もが今すぐできる対策は、手洗い・うがい・マスクです。
早速実践していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!